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チェンワルフ (ウェセックス王) : ミニ英和和英辞書
チェンワルフ (ウェセックス王)[おう]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [おう]
  1. (n,n-suf) (1) king 2. ruler 3. sovereign 4. monarch 5. (2) king (for senior player) (shogi) 

チェンワルフ (ウェセックス王) : ウィキペディア日本語版
チェンワルフ (ウェセックス王)[おう]
チェンワルフ(Cenwalh、古英語:CENVVALH CYNEGILSING VVESTSEAXNA CYNING 羅:
CENVVALH REX SAXONVM OCCIDENTALIVM、? - 674年?)は、アングロサクソン人の一派西サクソン族の王、後にウェセックスの王として列せられる。彼の時代にもともとゲウィセと呼ばれた部族からウェセックスという王国への変貌が始まったものと考えられている。彼の名は表記が一定しておらず、綴りによっては『Coinwalch』、『Coenwalh』または『Cenwal』『Kenwal』とも書かれ、同じ資料に別の綴りで書かれている事もある〔グーテンベルグプロジェクト版アングロサクソン年代記に複数名の表記あり。 〕。日本語ではセンワルフともケンワルフ〔大沢一雄著『アングロサクソン年代記(朝日出版社)』での表記。〕とも書かれる。
== 概説 ==

=== 出自 ===
ベーダ・ヴェネラビリスによれば、チェンワルフの父は、聖ビリヌスによって洗礼を施された王キュネイルスだとしている〔ベーダ著、『イングランド教会史』、第3巻第7章〕が、実際のところの血縁関係は定かではない〔D.P.Kirby著、『The Earliest English Kings'』、51頁; B. Yorke著、 『Kings and Kingdoms of Early Anglo-Saxon England』、131頁〕。アングロサクソン年代記は様々なキュネイルスからの系譜を書き残しているが、彼とキュネイルスとの血縁関係は一致していない。また、この時代の西サクソン人の支配する地域(以下『西サクソン王国』と呼ぶ)は後世のウェセックス王国とは違い支配地域も異なっていた。ゲウィセという部族がその名であったが、この名をベーダは「西サクソン(=ウェセックス)」という意味で用いている。
またアングロサクソン年代記648年の項目では、彼は親族のクスレッド (Cuthred) にアシュトン (Ashton) の土地を与えたと記されているが、同時に661年の項目に同名のクスレッドという者が没したと書かれている。もし、この二者が同一人物であるならば、年代からしてこのクスレッドは恐らくクウィチェルムの息子であるか、キュネイルスの孫という事になり、先王クウィチェルムは先々代の王キュネイルスの息子ではないと言う事になる。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「チェンワルフ (ウェセックス王)」の詳細全文を読む




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